2021-03-25 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
しかし、森林の防災機能の向上を考えると、災害に強い森づくりのみならず、山腹の崩壊を防ぎ、土石流や流木被害を軽減する治山対策も同時に進めていくことも重要ではないかと思いますが、農林水産省のこれまでの取組と今後の方針を伺います。
しかし、森林の防災機能の向上を考えると、災害に強い森づくりのみならず、山腹の崩壊を防ぎ、土石流や流木被害を軽減する治山対策も同時に進めていくことも重要ではないかと思いますが、農林水産省のこれまでの取組と今後の方針を伺います。
また、近年の流木被害の発生等々を踏まえまして、国土強靱化三か年対策におきましても、流木を受け止める治山ダムの設置とか間伐の実施などの流木対策を重点的に進めておるところでございます。
近年、集中豪雨や台風などが激甚化し、これまでの山の保水力を超えた山地災害や流木被害のリスクが高まってきています。平成二十九年九州北部豪雨を始め、毎年のように流木被害が発生し、大きな災害につながっています。 国土強靱化三か年緊急対策で流木対策を強力に進めるということについては、現場にとって大変心強いことだと思っています。しかし、まだまだこの気象が続くと考えなければならないと思います。
二〇一七年には九州北部豪雨、これは今までに記録がなかったような流木被害をもたらしました。こんなに流木が出てくるなんというようなことは想定されていませんでした。 二〇一八年には、西日本豪雨で、岐阜県から鹿児島県に至る広域に総雨量が六百ミリという大変な豪雨がありまして、倉敷市の真備町など、各地で多くの死者を出す大災害となりました。
私は、流木被害の防止には短期的な対策と中長期的な対策の同時並行的な実施が重要であるというふうに考えているわけであります。 すなわち、短期的な対策とは、これ今長官御答弁なさいましたけれども、流木捕捉式の治山ダム、いわゆるスリット式の治山ダムの計画的な設置であります。
また、中小河川における水害により、流木被害が多発し、二次災害を引き起こす危険性に対する間伐などの森林整備による治山対策や、水位の監視強化などの治水対策に対して、緊急的、集中的に推進することについては重要な取組であると評価しています。 こうした点を踏まえ、今回の補正予算については賛成をするものであります。
また、中小河川での水害により流木被害が多発し、二次災害を引き起こす危険性に対する間伐などの森林整備による治山対策や水位の監視強化などの治水対策に対して緊急的、集中的に推進することについては、重要な取組であると評価しています。こうした点を踏まえ、賛成をするものであります。 しかしながら、災害復旧事業などについては、本来であれば予備費で対応すべき内容だったと思います。
中小河川における水害により流木被害が多発し、二次災害を引き起こす危険性に対する間伐等の森林整備による治山対策や、水位の監視強化の治水対策に対しても緊急的、集中的に推進することについては、非常に重要な取組であると評価をいたしております。 住民の避難対応を確実とし、命を守るためにも、ハード整備だけでなく、減災に向けた自治体との連携を強化することを求めております。
この九州北部豪雨の流木被害を踏まえまして、農林水産省といたしましては、流木を捕捉する形の治山ダム、こういったものの施設の整備、これが重要である、それから、樹木の根や下草の発達を促すために間伐等の森林整備もあわせてやっていくことが必要だろうということで、これらのことを計画的に推進をし、地域の安全、安心の確保に努めていくこととしているところでございます。
特に、昨年、九州北部豪雨等により中小河川において水害が頻発したことを受け、流木被害の軽減、防止を図るための治山対策や、氾濫防止、土砂流出や流木の防止、水位の監視強化等の治水対策を、今後おおむね三年間で緊急的かつ集中的に推進することとしており、平成二十九年度補正予算及び平成三十年度予算に必要な経費を計上しているところです。
また、中小河川において水害が頻発したことを受け、治山対策では、流木被害の軽減、防止を図るため、治山施設の整備や間伐等の森林整備による災害に強い森林づくり対策を、治水対策では、氾濫防止、土砂流出や流木の防止、水位の監視強化対策を、今後、おおむね三年間で緊急的かつ集中的に推進することとしており、以上の対策に必要な予算については、平成二十九年度補正予算及び平成三十年度予算に計上しているところです。
昨年の九州豪雨の災害の際に、記録的な降雨による中小河川の氾濫や山腹崩壊、これに伴う土砂、流木被害等があります。甚大な被害が生じた際には、従来の災害にとらわれずに、再度の被災を防ぐためには、改良復旧を原則とすべきであります。 政府は、甚大な災害を受けた河川の治水機能を集中的に強化する改良復旧を行うとともに、全国の中小河川でも緊急点検を実施し、治山治水対策を進めていく方針と聞いております。
流木被害の防止、軽減に関しましては、これまでの事例により、鋼製部材を用いました透過構造を有する施設が効果的であることがわかっております。
ふだんから森林の保全管理を重ねていくことが、流木被害の抑制につながるのではないでしょうか。 戦後の森林政策全般にも関連して、政府がどのように考えているのか、伺いたいと思います。
また、この大雨に伴う多数の土砂崩壊などにより発生した大量の流木が下流の住宅地や農地などに押し寄せ、過去最大級の流木被害災害になったことなども特徴として挙げられると認識しています。
こうした観点を踏まえまして、林野庁といたしましては、引き続き間伐や適正な植林等の森林整備によって森林の機能の維持向上に努めますとともに、記録的な豪雨にも対応し得るよう、治山ダムを効果的に配置していくなど、森林整備と治山施設の整備を組み合わせた対策により流木被害の軽減、防止を図ってまいりたいと考えてございます。
林野庁では、この事態に対し、流木被害の実態を把握するとともに、流木や崩壊土砂の流下形態を検証し、今後の治山対策のために流木災害等に関する治山対策検討チームを立ち上げました。ここでの今の検討状況をお伺いいたします。
川に生息する魚種等、漁業管理者との調整が必要になる場合もありますが、海へ流れ出る流木被害を減殺させるという観点からは、目的には共感を得ていただけると思いますので、防災・減災の観点で都道府県と連携を図り、対策を講じていただくようにお願いを申し上げます。 次に、新千歳空港地域再編整備事業について伺います。
ことしの夏から秋に発生した台風は全国の水産関連施設等にさまざまな影響を与えましたが、特に岩手県におきましては、サケ・マスふ化場に甚大な被害が発生したほか、定置網に流木被害が生じるなど、漁業に大きな被害が発生しております。 このため、農林水産省といたしましては、漁港や海岸の流木につきましては、災害復旧事業等により回収、処理を支援することとしております。
北海道では、流木被害で沖合の網も損壊し、四年後の再生産ができるかどうか、大変深刻な状況であります。 こうした漁業の支援について、農林水産大臣及び農林水産省はどのような取り組みをお考えになっておるか、この方針を伺いたいと思います。 東日本大震災から五年が経過し、復興は新たなステージに入りました。
今般の台風により、岩手県のサケのふ化放流施設に甚大な被害が発生し、また、北海道と岩手県の定置網に流木被害が発生するなど、今期の稚魚の放流と、四年後の親サケの回帰や漁獲に深刻な懸念が生じております。 このため、農林水産省としては、災害復旧事業の査定前着工等による、ふ化放流施設の早期復旧への支援を迅速に行っております。
そして、まず、幾つかの問題の中で、私ここに、お手元にお配りしておりますけれども、これは上流から中流、そして下流という問題になっていくわけでありますけれども、流木被害の問題ですね。 まず、上流の森林管理とかが、森がちょっと荒れているということで、こういった流木がたくさん流れてくるということでございまして、中流域の橋桁をどんどんどんどん壊していって、被害がどんどんどんどん大きくなっていきました。
もっとも、現場の事情を考え、搬出間伐ができない施業地が含まれていても、全体として一ヘクタール当たり平均十立米以上を満たしていればよいなど柔軟な対応を行ったということはありましたけれども、この搬出間伐の義務付けをやめれば森林所有者の負担が減る一方で森林資源を無駄にすることにもつながり、また、間伐材を山に放置すれば豪雨時の流木被害などを引き起こしかねないとも思います。
○長島(忠)分科員 今局長からもお答えいただきましたように、山の構造によって流木被害が広がったという部分も随所に見受けられたようです。これはまた林野庁の課題でもあるでしょうけれども、やはり単層樹林が雨による土砂災害には非常に弱かった。
これらの点について、一つは、それぞれの地元漁協からこの濁流とか流木被害について報告されていますけれども、なかなか被害の実態が定量的に明らかになっていないということもあって、私は、対策を講じる上でやはりきちっとした実態調査がまず必要なのではないか。この辺は県とか水産庁とも連携しなければいけないと思いますけれども、この実態調査ということが一つ。